院長コラム
ワクチンの副作用 過去 インフルエンザ予防接種に関してその有効性や副作用が問題にされることがあった 。子宮頸がんワクチンに於いては注射後の副反応によって若い女性の一部に深刻な問題が生じた。因果関係は不明であったが厚労省は一部の強い反対意見に日和見し、予防接種勧奨を中止してしまった 。ようやく令和4年度から子宮頸がんワクチンが再開される。子宮頸がんによる毎年3000名ほどの死亡者が将来減少すると期待されている 。 副作用に異常なほど過敏であったマスコミも今回の新型コロナワクチンの長期的副作用については何の言及もされていない 。予防接種に反する論調はマスコミ 、SNS 上からも排除されている 。いかなる時にも様々な意見を戦わせ正しい判断を追究することが大切である 。情報の統制を許してはならない。 |