整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科 大阪吹田市 前中整形外科クリニック

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院長コラム

令和2年度 大阪臨床整形外科医会会報誌投稿から一部抜粋 コロナ対戦記
●独断と偏見

以下は現時点での私の主張です。当然間違いもあります。新型コロナが落ち着いた数年後に正解率がどうなるか楽しみです。

  1. 日本における新型コロナウイルスの感染は西欧・アメリカと比較し桁違いに少ない。日本では以前から土着のコロナウイルスに晒されており広く免疫が獲得されて集団免疫が形成されている。そのため 60 歳以下の死亡者も非常に少ない。現在の感染症分類 2類 1 類相当の取り扱いは速やかにインフルエンザ同等の 5 類分類に変更すべきである。緊急事態宣言の速やかな解除が求められる。
  2. 変異ウイルスの出現が騒がれているが本来コロナウイルスは変異するものであり、すでに6000 種類以上の遺伝子の変化が報告されている。
  3. 感染力が大きいことが問題ではなく毒性が問題である。一般にウイルス感染は弱毒化して行く。ウイルスと人との共存ができるように変異して行く。これが過去の経験から分かることである。不幸にして強毒化した変異ウイルスに感染する人も出るが強毒化のウイルスは宿主を弱体化,死滅させ感染の機会を広げられない。 コロナウイルスと共存するという戦略で対処しなければならない。弱毒のウイルスの広がりはウイルスワクチンの広がりと同じと考えられる。
  4. 令和 2 年度の超過死亡数はインフルエンザの減少に伴い少なくなり人口減少現象傾向が足踏みしたといわれている。新型コロナによる死亡割合は死亡原因の 1% 程である。情報のバイアスが強すぎる。
  5. 経済的困窮に伴う自殺者が増加している。新型コロナより深刻な問題である。運動不足による肥満で生活習慣病悪化、ロコモの悪化、検診未実施によるがんの増加も指摘されている。
  6. ファイザーが製造した m-RNA の注射は長期的な副作用の問題が解明されておらず心配である。逆転写され DNA に組み込まれ、将来予想されない自己免疫疾患が発生しないだろうか?あれほど問題になった遺伝子組み換え大豆とどの程度違いがあるのか?情報が少なく心配になる。死者が少ない若年者特に青少年への注射には再検討が必要である。抗体依存性感染増強 ADE の可能性も指摘されている。過去のウイルスに対して何故、m-RNA の注射がされなかったのか?説明が必要である。
  7. 今回の新型コロナウイルスを生物化学兵器と認識すれば、わが国の非常事態に対する対応は全く不十分である。いかなる事態においても対応できる準備をこれから進めておかなければならない。地震、津波、原発事故、コロナウイルス、生物化学兵器ミサイル、核ミサイルの飛来、隣国からの領土の侵略などは全く夢物語ではない。非常事態に対する法整備の準備を至急に行う必要がある。
  8. 経済を無視した感染症対策は百害あって一利なしである。


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